10年住んだお家の床は、いい色ついてました
地元の工務店なので、事務所の近くに宮城さんとこが建てたお家が何軒かあって行かせてもらいました。10年ぐらい住んだお家や子育て世代のお家など、いろんな視点で話を聞かせてもらいました。やっぱり地元の工務店さんが安心です。
アパートで子育ては難しそう…
だから子どもができる前に家を建てちゃおうって。
結婚して2年ぐらい子供ができなくて、家は欲しいとは思ってたんですけど、家を建てるのと子供ができるのと一緒にきたら大変だなと思って、先に家建てちゃおうって。この家を建てる時、28歳か29歳だったと思うんですが、ローンの年数とか、金銭的な問題もあるんで、後々のことを考えると早ければ早い方がいいと思って。
元々アパートで子育てっていうのも考えてましたけど、生活音も気になるし、子供が生まれるタイミングって分からないじゃないですか、だったらもう生まれる前に建てちゃおうって。うちのおばさんに言われたんですけど、家建てるのか、子供生まれるのかどっちか先にやっといた方がいいよって。他にも親戚とか友人とかいろんな人に雑談レベルで話は聞きました。弟は、2人目が生まれて狭くなってきたからって建てて、子供が2人いる友達は、1人目はアパートで育てて2人目は一軒家で育てた感じだったんですけど、やっぱり家の方がいいよって言われました。アパートだと泣き声とか気にするし、建てるなら早い方がいいよって。
タイミングもいろいろあったんです。アパートで二人で暮らしてても毎月の支払いは出ていくから、それこそ子供がもしできたらって考えたときに、住んでたアパートでは子育ては難しいのかなって。ちょうど更新の時期もあったんですよ。前のアパートも5,6年住んでたんですけど、そのまま賃貸で住み続けていいものかというか。区切りですね。
もともと自分がアパートに住むっていうのに抵抗があって、落ち着きたかったっていうのもあるんだろうな。賃貸って借り物じゃないですか、隣がいるし壁1枚上に人がいるし、周りの生活音を気にして気を遣うなと思っていて。壁に傷つけたら嫌だなとか、たぶん性格なんでしょうね。車のセキュリティの問題もありますし。ローンで払う金額と家賃で払う金額が、もちろん今の方が少し高いですけど、同じ払うんだったらマンションじゃなくて一軒家かなと。
知識がないままアポなしで新築の相談へ。
頭金ゼロの相談も親身になって聞いてくれました。
初めて宮城さんのとこに行ったのは、おととしの三月ぐらいです。突撃していったんですよ。アポも何にもせずに。話聞きたいんですけどみたいな感じで行きました。社長がいらっしゃってどういうものがお好みですかって話にはなるんですけど、結局私たちも知識がある方ではなかったので、木造とは、鉄筋とは、家とは!じゃないですけど、家をつくる上でどこに重みをおくかとか、まずお勉強から始まりました。社長と一緒に、東京にあるリクシルさんの展示場にも行かせてもらいました。断熱材の実験とか体験施設みたいのがあって。
宮城さんはすごい親身になって話聞いてくれたんです。何も知らない若造がいきなり家の話聞きに来て、知識もないしざっくりテーマみたいなのもないし、そんな中いろいろ教えてくれました。
正社員で働いてますけどこのご時世めちゃくちゃ稼げるわけじゃなくて、ゼロスタートなのでお金もなくて。頭金も出せないから、頭金ゼロでできますか?って相談したんです。ダメって言われるかと思ったんです最初。でも素晴らしいことに頭金ゼロでしてくださって。そういうところから相談乗ってくれるのが宮城さんのところ。
宮城さんは親近感がありました。距離が近いというか、変に堅苦しさもなかったです。家が近かったので、毎朝通勤の時に、今日社長の車停まってたよ、とか言ってました。
地元が安心なので、宮城さん一択でした。
10年ぐらい前に宮城さんが建てたおうちも見学させてもらって…
宮城さんとこに突撃する前あたりから、家を建てる半年ぐらい前ぐらいまで展示場は見たりしてました。車は元々持っていたので、お買い物行ったついでに展示場あるから見てみますかみたいな。アポ取らないで突撃パターンが多かったです。ハウスメーカーさんがたくさんあるじゃないですか。行けばメリットデメリットもありつつ、結局地元の工務店さんがいいかなっていうのはありました。家づくりに知識もなかったので、情報を入れるって意味でいろんなところを見て最終的にやっぱりねーみたいな。工務店っていうカテゴリーだと宮城さんのとこしか行かなかったです。話聞いて“ここだ”って思えたんで、直感です。一条工務店も結構こだわって造ってらっしゃるのでいいなとは思いましたが、やっぱり地元の方が安心なので、自分の中では宮城さん一択でした。
展示場行って話してる営業さんいるんですけど、多分そこまでだろうなって。実際動きだしたと時に、その人は来ないんだろうなって。そういう点は地元の工務店さんってそこでドンと構えてるし、いろんなところで安心感がありました。
宮城さんとこに突撃する前あたりから、家を建てる半年ぐらい前ぐらいまで展示場は見たりしてました。本格的に家を探し始めたのが家を建てる半年前なんですが、宮城さんは地元の工務店なんで、事務所の近くに宮城さんとこが建てたおうちが何件かあってそこにも行かせてもらったんです。住人の方が中も見せてくれて、ご家族世代のおうちとリタイヤされたおうちと、別の生活パターンの人たちのおうちをいくつか回って、いろんな視点で話を聞かせてもらいました。子育て世代の話とか。10年ぐらい住んだ人の家にも行ったんです。ここもリフォームとかされる方いたら見学してもいいよって話になってます。
誰が建てたかわからない家は嫌だったんです。
「うちはいつも使ってる人しか使わないから」って、
その言葉も安心材料でした。
自分の中では細かいところとか、建てた後のアフターケアとか言いたいことがあるだろうから、近い方がいいし聞いてくれるところがいいなと思ってました。大手さんだと担当者がコロコロ変わったりするのかなって思って。地元の工務店ならコロコロ変わることもないだろうし。
アットホームというか、近い感じで接してもらえるんで安心感あります。大手さんには大手さんのいいところがあるんでしょうけど、ちょこっと困ったこととか、ねじが一本ないとかそういうのも対応してくれますし。さすがにねじが一本ないっていうのは言っちゃダメかもしれないですけど(笑)
もう一つ大きいのが宮城さんのお父さんが大工さんだったっていうこと。家建てる人たちっていうのも自分は心配してて、施工する人たちもちゃんとした人たちにして欲しいなっていうのは行ったときに話してました。だから最初に社長さんに「大工さんどういう人を使いますか?」っていうのも聞きました。「うちはいつも使ってる人しか使わないから」って言われてたんで、それも安心材料だったのかな。今のご時世出稼ぎみたいなので来る職人さんも結構いるらしいんですよ。何で出稼ぎに来るかって言ったら地元で食べていけないとかそういう感じ。それだったら信用できる人に建ててほしくて。
実際建ててくれた人はいい人でした。何回かおうち建ててる時に見に来させてもらったんですけど、棟梁もすごい気さくで、今こんな感じでやってますよって見せてくれたりとか。新築建ててる途中のおうち何件か見せてもらったところも、うちを建ててくれた時に携わってくれました。
大手さんだと、丸投げされたらだれが造ってるか分からない可能性があるじゃないですか。工場で建てたものを持ってきてみたいな感じ。誰が建てたか分からなくなるのは嫌だったんです。自分もモノを作ってるんで嫌だったんですよ。うちの地元の山形でも知ってる大工さんいっぱいいるんですが、そういう事もあってじいさんからもちゃんとした大工さんに建ててもらえよって。いい大工さんにやってもらわないと、後で何があるか分からないからって。自分の中では大きなポイントでした。
こだわりがないのがこだわり。
知識もないので、レイアウトはある程度お任せに…
半注文住宅みたいな感じで、その方が楽でした。
社長がこの土地を見てくれて、「こういうのどう?」なんてやってくれて。レイアウトは社長がやったものをチョコチョコっといじりました。仕事でバタバタしてたからある程度任せて、出してもらったものをああでもない、こうでもないっていう感じで。めちゃくちゃこだわりがあるわけでもないし、知識があるわけでもないし、その方が楽でした。
電話して「こここうなりませんか?」とか言って修正した図面をだしてもらって。最初は洗面所のドアもカチャだったんですけど、引き戸にしてください、とか。
二人とも実家に和室があったんで、和室は欲しくて作ってもらいました。当初は和室作らないつもりだったんでしょうけど、わざと作ってくださいって言って。誰か泊まりに来た時とかも寝てもらうのは和室ですし、客間みたいな感じ。臨機応変にいろいろ使える空間なので作ってよかったなって思います。駐車場も愛車のために間取りを変えました。半注文住宅みたいな感じです。
無垢材の床は社長のこだわり。
遊びに来た人からも暖かいって言われます。
床が本当の木なんですよ。傷つけちゃった時でも水垂らしておけば吸ってくれる。何年経てばこういう色になるよ、とかも教えてくれて。社長のこだわりなんです。上に何も塗ってなくて。本当は塗装するみたいなんですけど。
夏でもすごいサラサラでいいですよ。最初本当の木だって聞いていたので、ささくれじゃないですけど足にひっかかっちゃうんじゃないかってすごい心配だったんですけど、全然。調湿してくれたりするし、ベタベタしないし、これからどんどん味が出てくる。家と一緒に育っていくみたいな。傷もつくし面倒っちゃ面倒だけど、それもいいのかなって。
壁の色も、玄関のくぼんでいるところも社長のこだわりなんです。新潟の夢ハウスっていう材木にこだわったメーカーさんを社長が好きで、机とかの家具もプレゼントしてもらいました。収納は増やしたのでチェストとかはないんです。
キッチンも、壁にしちゃうと閉鎖感があるので、ガラスにした方がいいんじゃないかって社長が教えてくれて。ないとないで油跳ねたりとかするんで。あとはこの家って道路に対して傾いてるらしいんです。普通は直角に建てるじゃないですか。前と後ろで2度ぐらい傾いてて、太陽の当たりがいいらしいです。それで最大限の効果が出るっていう社長のこだわり。
断熱がいいっていうのがうちのコンセプトなんですが、確かにここの家エアコン切って外から入ってきても暖かく感じます。遊びに来た人からも暖かいって言われます。あとは、アパートだとシャワー使ったり洗濯回すのも気を使ってたので、それは気にしなくなりました。